目次
はじめに
ノベルティやOEM商品は世の中にたくさんあります。単に捨てられてしまうものもたくさんあります。展示会終わりの駅のゴミ箱に大量のノベルティが捨てられていることを目にすることもあります。
注目していただきたいのが、ペットボトルの年々あがるリサイクル率についてです。今回はエコについて考えてみました。
また、経済産業省が推進する3R政策の取り組みにペットボトル業界は賛同し、具体的に成果をあげています。
3R(スリーアール)は、環境と経済が両立した循環型社会を形成していくための3つの取組の頭文字をとったものです。3Rは、リデュース、リユース、リサイクルの順番で取り組むことが求められています。
- Reduce(リデュース)・・・廃棄物の発生抑制
- Reuse(リユース)・・・・・・・・・・再使用
- Recycle(リサイクル)・・・・・・再資源化
❶ペットボトルのリサイクル率の高さ
ペットボトルは年々、リサイクル率が上昇しています。販促品と考えた場合に、この数値はある種の判断基準になると思います。
❷ペットボトルの軽量化
技術革新が進み、リサイクル率同様に、軽量化が進んでいます。それはCO2排出量の抑制につながり、環境負荷の抑制が進んでいることを示しています。
❸ペットボトルのリサイクルの流れ
ペットボトルは洗浄されたあと、PETフレークという粉に粉砕され再びペットボトルになるパターンと、別の製品に使われるパターンの2パターンがあります。
3-1ペットボトルとしてリサイクル
ペットボトルからペットボトルにリサイクルされるのを「ボトルtoボトル」と呼びます。2004年9月から認められています。ペットボトルを循環されるエコシステムとして注目されています。
3-2別の製品としてリサイクル
全く別の製品として卵パックや食品トレイ、ワイシャツなどにリサイクルされています。
❹PRウォーターのペットボトルラベルの記載マークについて
PRウォーターのペットボトルのラベルに記載されているマークについて解説いたします。
キャップとラベルはプラスチックマーク
ペットボトル本体はペットボトルマークが記載されています。これは分別しやすくするためです。
❺リサイクルの風説について
ホンマでっか!?TVでご活躍されている中部大学教授の武田邦彦さんが、「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」という本がだされて話題になりました。
ペットボトルは回収されて実際にリサイクルされるのは、1/7でしかないなどを主張されていました。その論拠は国のデータが信用できないなどです。実際には、リサイクル率は86.9%と高い数値を出しています。
反対のことを言って、マスに対して話題を作る方なので面白くみえますが、リサイクルに必死で取り組んでいる業界のことを考えると残念でなりません。
もちろん、ゴミの中にはタバコの吸い殻をいれられたペットボトルなど使えないものも多くあるのは事実です。ここは私たちオリジナルのペットボトル業界も尽力せねればなりません。
さいごに
私たちもオリジナルペットボトルに携わる以上、リサイクルについて推進していかなければなりません。今後も業界のために尽力して参りますのでよろしくお願いします。