はじめに
今回は、オリジナルラベルではなく、ペットボトルの形状自体を変更することができるというお話です。
他社と完全に差別化をご希望の企業様に最適なのがオリジナル形状のペットボトルです。
もちろん、9種類の弊社のオリジナルペットボトルから選択いただくことも可能です。 この記事では、オリジナルペットボトルの作成フローと、PRウォーターのデザイナーによる、例えばこんな形状のペットボトルがあったらいいなという内容です。
ご注意としてオリジナル形状のペットボトルは約3万本からのご発注となります。ご了承ください。
1,オリジナルペットボトルのデザイン作成時のフロー
形状や金型を起こすところから始まるため、作成期間は約2〜3ヶ月をみておいてください。
1-1,ヒアリング
まずは、商品のコンセプトをヒアリングさせていたただきます。商品コンセプトの他に、
- ご利用シーン(展示会、自社、イベント会場、セミナー等)
- ご利用用途(OEM、自社ウェルカムドリンク、ノベルティ等)
- ご利用本数
- ご予算
を確認させていただきます。
1-2,企画・デザインの意匠図の作成
コンセプトにあった3Dイメージ図をご提出いたします。ここでだいたいの形などを練り上げ、お客様に合意をいただきます。たとえば貴社のロゴをエンボス加工で盛り上がりを作ることも可能です。数パターンを概算お見積もりと共にご提出いたします。
1-3,ペットボトル図面及び3Dパースの作成
2の形状になるべく近い形で、現実的な形状をご提出いたします。ひとえにペットボトルのデザインといっても、内部からの圧力の計算が重要になります。
一箇所に圧力がかからないで、なるべく分散されるように設計を行います。ペットボトルが丸みをおびているのは圧力を逃がすためです。
1-4,ペットボトルのサンプルの検証
ここで本生産前のサンプルの検証を行います。どうじに、オリジナルラベルのデザインの色校正と共に、じっくりご確認いただきます。修正が発生する場合は、金型を修正いたします。
1-5,ペットボトルの量産スタート
本機による本生産開始です。
1-6,富士山麓の充填工場にてお水の充填
PRウォーターのナチュラルミネラルウォーターを充填します。
1-7,オリジナルラベルの巻きつけ
ここでオリジナルラベルを巻きつけます。オリジナル形状の成形ボトルにぴったりとあったラベルデザインであることが重要です。
ラベルデザインのテクニックはこの記事をご参照ください。
1-8,商品の出荷
最後に商品の出荷となります。PRウォーターでは、商品の分納を行なっておりますので、必要なときに必要な本数をご利用いただけます。
2,ペットボトルのオリジナルデザイン、PRウォーターデザイナーによる作例
ここでは、空気圧や価格などは考慮せずに例えばデザイナーが考えたイメージを羅列しています。実際の製造過程では、それらを計算の上でのご提案となります。ご了承ください。
2-1,まるでガラス瓶のようなオリジナルペットボトルデザイン
オシャレなビンのような形状のオリジナルペットボトルです。スポーティーな会社様や大人ブランドをお持ちの企業様では、かなりクールで映えると思います。
2-2,まるでイチゴのようなオリジナルペットボトルデザイン
果物を取り扱う会社様などで、まるごイチゴやりんご、梨などをイメージしたオリジナルペットボトルです。こちらに可愛いキャラクターや果物のテクスチャを貼りこんだようなデザインで作成すれば、かなり目立つと思いました。
2-3,まるで鉄アレイのようなオリジナルペットボトルデザイン
スポーツジムやプロテイン系美容系の会社様で、お水を入れたらそのまま鉄アレイとして筋トレもできるというオリジナルペットボトルです。
500mlであれば500gの鉄アレイなので、かなり軽いですが(笑)
しかしながら、サービスコンセプトを伝えるには十分といえます。
2-4,まるで雪だるまのようなオリジナルペットボトルデザイン
私が雪国出身というのもあり、地元の企業やお祭りなどで、モチーフとして雪だるまはよく出てくるので雪だるま型で、そのまま目や鼻のデザインのオリジナルラベルを巻くと可愛いくなるだろうとデザインしてみました。
さいごに
PRウォーターでは、サービスや企業様にあったオリジナルデザインのご提案が可能です。オリジナルラベルだけではなくオリジナルペットボトル自体も製造してみてはいかがでしょうか?